本研究会の目的は、橋梁の長期寿命化のための迅速且つ効果的な補修・補強技術の研究を行うとともに、その確立と普及拡大を図る事を目的にしています。
国内70万橋に及ぶ道路橋の長期寿命化が叫ばれています。劣化現象の多くは、橋面から 確認できる「舗装劣化」「橋面防水」「ジョイント」「床版と桁端部」に集中しています。一方、橋面の供用下での補修工事となると、交通規制から車線規制や夜間規制となり、迅速に工事を進めることが要求されます。
「橋梁プロテクト技術研究会」は、その時代の要請により、様々なテーマを克服して、安心・安全な橋面からの施工を「迅速」に実施できるプログラムを提供することで効果的な改善策となるメニューの拡大を目指します。
橋梁プロテクト技術研究会では、材料・工法の研究開発、指針・マニュアル類の作成、材料の評価・施工技術の高度化、広報・普及活動を行っております。
舗装ひび割れ状況 CFRPグリッド補強 施工後6年経過